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ThinkpadX40のインバーター交換

Tuesday, August 10th, 2010

先日ThinkpadX40をカバンに入れて帰宅したとき、カバンを床に落とした。それから液晶ディスプレイが時々暗転するようになり、やがてまったく映らなくなった。

モニタケーブルでデスクトップ・モニタにつなぐと、パソコンは正常に動作している。パソコンが起動している状態でX40のディスプレイをよくみると、画面がうっすらと表示されている。それで、液晶を背面から照射するバックライトがつかなくなっているらしいことがわかった。

電源ボタンを押したときにシャットダウンする設定にしてあると、こんなときにはけっこう便利だ(WindowsXP[電源オプションのプロパティ]>[詳細設定])。

バックライトがつかない原因としては、配線の接触不良や断線、インバーターの故障、冷陰極管の破損などが考えられる。保守マニュアルをたよりにX40のLCDモジュールを分解し、いったんインバーターを外してつなぎなおしてみたが、直らない。

LCDの背面カバーをはずした状態で電源を入れ、LCDパネルの裏側を観察すると、パネルの両端で一瞬蛍光灯のような白い光がつく。冷陰極管は少なくとも完全には破損していないようだ。

そこで、インバーターを交換してみることにした。X40用のインバーターは、中古なら1500円程度(諸費込み)で取り寄せることができる。

インバーターというのは、冷陰極管(小型蛍光管)に適切な電力を供給する部品らしい。デリケートで衝撃に弱い。X40を落としたとき、もろにインバーターのあるあたりが床にぶつかっている。

新しいインバーターを取りつけて2、3回起動とシャットダウンを繰り返すと、さいわい液晶画面が完全に映るようになった。冷陰極管を交換するのにくらべたら、インバーターの交換はたいして難しい作業ではない。そもそも冷陰極管の交換のしかたなど、保守マニュアルには書かれていない。もしもインバーターを交換しても直らなかったらX40のLCDモジュールをそっくり交換しようかと思っていた。

X40のインバーター交換

工具
適切なサイズのプラスドライバー
精密工作向きのピンセット
(両面テープ)
(ラジオペンチ)

手順
1.電源コードとバッテリを外す。
バックアップ用電池は生きているので、以下の作業はそのつもりで慎重に。

2.液晶ディスプレイ周りのマイラー8枚をはがす。
マイラーというのは、ねじ隠し用の黒いシールにすぎない。ピンセットなどで端をつつくとはがれる。

なお、保守マニュアルの手順では、はじめにキーボードなどを外してLCDモジュールをそっくり取り外しているが、そこまでする必要はない。

3.マイラーの下のねじ8本を外す。

4.LCDベゼルを外す。
LCDベゼルというのは、額縁のようなLCDの枠のことだ。ベゼルの下部は両面テープでLCD本体と軽く接着しているので、ゆっくりはがす。

5.上側のラッチ1カ所と下側のねじ1本を外す。
ラッチは差し込んであるだけなので、ピンセットで引っぱり出すとよい(下図 [2])。

6.LCD背面カバーを外す。

7.インバーターを外す。
LCDケーブルにつながる左側のコネクタ(黒金色)から先に外す。ベルクロテープをはがす要領で外せる。

右側の電源ケーブル端子(白)は、指では外しにくい。ラジオペンチを使うのがよさそうだ。コードをひっぱったらあっさり抜けたが、断線するかもしれないので、そんなやり方をすべきではない。

8.インバーターの取り付け。
この状態で電源コードをつなぐと、パソコンを起動することができる。危険なのでお勧めできるやり方でははないが、冷陰極管が点灯することを確認するためには必要な手順だった。インバーターは高電圧らしいので、自己責任でおこなう際には、配線にさわったりしないようにくれぐれも慎重に。

以下、分解したのと逆の手順で組み立てる。

LCDの背面カバーを取り付けるとき、インバーターの左側に黒いプラスチックの小さな蝶番があるので、位置をあわせる。ピンセットを使えば簡単にできる。

LCD背面カバー上部にLCDケーブルのラッチを差し込むのも、ピンセットを使えば何でもない。
 
ねじをとめる前に、ベゼルに隙間がないことを確認する。

後からまた分解しなくてはならないかもしれないので、両面テープもマイラーもつけずに組み立てた。


参考
「Thinkpad X40 保守マニュアル」(lenovo 2005年10月)
「インバーターを交換する■バックライト切れジャンク ThinkPad X40」(ジャンクノートパソコン情報サーチ)
画面真っ暗。(R40)


2010年8月10日


KNOPPIX6.2で中ボタンスクロール

Friday, July 30th, 2010

UbuntuだろうがKNOPPIXだろうが、ThinkpadX40にLinuxのOSをインストールしたらまっ先におこないたい設定がある。それは、トラックポイントの中ボタンでWebページのスクロールができるようにすることだ。

KNOPPIX6.2をX40にインストールすると、NEC Lavie L LL750/2Dのときとはちがって、マウスカーソルがちゃんとあらわれる。時刻も合っている。そして、デスクトップ画面上で中ボタンスクロールをすると、なんと3Dのデスクトップキューブが回転する。

しかし、ブラウザIceweasel(Firefox)の画面上で中ボタンスクロールができない。そこで、以下のような設定をおこなった。

1./etc/hal/fdi/policy/mouse-wheel.fdiファイルの作成

$ cd /etc/hal/fdi/policy
/etc/hal/fdi/policy$ su
/etc/hal/fdi/policy# vi mouse-wheel.fdi

2.mouse-wheel.fdiファイルに以下の内容を貼りつけて保存

<match key=”info.product” string=”TPPS/2 IBM TrackPoint”>
<merge key=”input.x11_options.EmulateWheel” type=”string”>true</merge>
<merge key=”input.x11_options.EmulateWheelButton” type=”string”>2</merge>
<merge key=”input.x11_options.XAxisMapping” type=”string”>6 7</merge>
<merge key=”input.x11_options.YAxisMapping” type=”string”>4 5</merge>
<merge key=”input.x11_options.ZAxsisMapping” type=”string”>4 5</merge>
<merge key=”input.x11_options.Emulate3Buttons” type=”string”>true</merge>
</match>

3.KNOPPIXの再起動

# shutdown -r now

これでWebブラウジングが快適にできるようになった。


参考記事

「Ubuntu 9.10 on Thinkpad X61 + trackpoint付USBキーボード」(Ubuntu日本語フォーラム
How to configure the TrackPoint (ThinkWiki)


付記

ThinkWikiの参考記事に網羅されている方法をいろいろ試してみたが、どれもKNOPPIX6.2には通用しなかった。上に紹介したのが唯一成功した方法だ。Ubuntu日本語フォーラムのrenさんありがとう。

うまくいかなかった方法は次の通り。

A.GPointing Device Settingsツール
未解決の依存関係が生じてインストールができない。
 
B.usr/lib/X11/xorg.conf.d/20-thinkpad.conf ファイルの作成
usr/lib/X11にxorg.conf.dというディレクトリが存在しない。

C.Configuration using xinput
xinputコマンドにset-int-propというオプションがない。

D./etc/udev/rules.d/99_trackpoint.rulesファイルの作成
ファイルを作成して再起動したが効果がない。

ここまでやった後、mouse-wheel.fdiファイルを作成してついに成功した。ThinkWikiの記事には、まだ試していない方法も紹介されている。


2010年7月30日 ▲ 


KNOPPIXのインストールとUbuntuのGrub2

Thursday, July 29th, 2010

Thinkpad X40 2371-KJ1
X4 UltraBase
Pioneer DVR-XD09J

KNOPPIXのインストール

ThinkpadX40のセカンドHDDにKNOPPIX6.2をインストールした。前回の記事に書いたように、あらかじめGPartedで未フォーマットのパーティションを作っておいた。そうすると、KNOPPIXのインストーラ0wnがパーティションを認識してReiserFSでフォーマットしてくれる。

インストールは30分ほどで完了した。以前のLavie L LL750/2Dでは1時間以上かかり、しかも3回のうち2回は途中でエラーが出てはじめからやり直さなければならなかったことを考えると、特権的なフリーパスあるいは通行手形でも手に入れた気分だ。

OSがインストールされると、さらにブートローダのGrubをインストールするかどうか選択しなければならない。すでにUbuntuのブートローダがあるので、インストールしないことにした[1]。以上でDVD-KNOPPIXのセッションは終了して、KNOPPIXのブートの設定をおこなうためにUbuntuを起動する。

UbuntuのブートマネージャGrub2

X40にインストールしたすべてのOSの起動は、Ubuntuのブートローダからおこなう[2]。Ubuntu10.04のデフォルトのブートローダはGrub2だ。KNOPPIXやPuppyLinuxのブートローダはただのGrubだ。Ubuntuの/boot/grubディレクトリにmenu.lstが見あたらないので調べてみたら、そういうことだった。そんなことも知らなかったのに今までよくUbuntuが問題なく使えたものだ。

Grub2の基本的な設定はコマンドでおこない、設定ファイル(/boot/grub/grub.cfg)を編集したりはしない。

Grub2のブートメニューにKNOPPIXを追加

まず、現在のブートメニューを確認しておこう。

$ grep menuentry /boot/grub/grub.cfg

KNOPPIXが正しくインストールされていれば、次の2つのコマンドでGrub2のブートメニューにKNOPPIXが自動的に追加される。

$ sudo grub-mkdevicemap

$ sudo update-grub

grepコマンドで/boot/grub/grub.cfgファイルにKNOPPIXが追加されたことを確認したら、Ubuntuを終了してKNOPPIXを起動してみよう。これで起動すれば、KNOPPIXのインストールは完了だ。


GRUB2ブートメニューの調整

ThinkpadX40のGRUB画面のメニューがこんな風になった。

GNU GRUB version 1.98-1ubuntu7
 
Ubuntu, with Linux 2.6.32-24-generic
Ubuntu, with Linux 2.6.32-24-generic (recovery mode)
Ubuntu, with Linux 2.6.32-22-generic
Ubuntu, with Linux 2.6.32-22-generic (recovery mode)
Ubuntu, with Linux 2.6.32-21-generic
Ubuntu, with Linux 2.6.32-21-generic (recovery mode)
Ubuntu, with Linux 2.6.31-21-generic
Ubuntu, with Linux 2.6.31-21-generic (recovery mode)
Memory test (memtest86+)
Memory test (memtest86+, serial console 115200)
Microsoft Windows XP Professional (on /dev/sda1)
KNOPPIX (on /dev/sdb6)

ふだん使うのは一番上のUbuntuと一番下のMicrosoft Windows XP ProfessionalとKNOPPIXの3つだけだが、上と下がずいぶんと離れている。これでは不便なので、なんとかしたい。

まず考えられるのは、不要なメニューを消すことだ。Ubuntuのメニューだけで8つもあるのはどう考えても多すぎる。ただし、古いカーネルのメニューはひとつくらい残しておいた方がよいかもしれない。新しいカーネルの不具合に古いカーネルのUbuntuを起動して対処できたことが実際にあった。

メニューを消すのはそのうちに試してみるとして、ここではメニューの順番を変えることにする。KNOPPIXとWindowsXPを一番上に持ってくることにしよう。

メニューエントリの順番の入れ替え

Grub2のメニューエントリのおおまかな順番は、/etc/grub.dというディレクトリのファイル名にしたがって決められている。ファイル名には番号が割りふってある。

$ cd /etc/grub.d
$ ls

00_header 05_debian_theme 10_linux
20_memtest86+  30_os-prober
40_custom  README

Grub2の設定ファイル/boot/grub/grub.cfgを見ると、/etc/grub.dのファイルが番号順に読み込まれていることがわかる。

$ gedit /boot/grub/grub.cfg

 
(略)
### BEGIN /etc/grub.d/00_header ###
(略)
### BEGIN /etc/grub.d/05_debian_theme ###
(略)
### BEGIN /etc/grub.d/10_linux ###
menuentry ‘Ubuntu, with Linux 2.6.32-24-generic’ –class ubuntu –class gnu-linux –class gnu –class os {
(略)
### BEGIN /etc/grub.d/20_memtest86+ ###
menuentry “Memory test (memtest86+)” {
(略)
### BEGIN /etc/grub.d/30_os-prober ###
menuentry “Microsoft Windows XP Professional (on /dev/sda1)” {
(略)
menuentry “KNOPPIX (on /dev/sdb6)” {
(略)
### BEGIN /etc/grub.d/40_custom ###
(略)

Ubuntuのメニューエントリは10_linuxの項目に書かれている。Memory testは20_memtest86+、WindowsXPとKNOPPIXは30_os-proberだ。そこで、ファイル名を変更して、30_os-proberの30を10よりも小さい数字、たとえば07にすれば、WindowsXPとKNOPPIXがUbuntuよりも先に読み込まれてブートメニューの先頭に来るはずだ。

$ cd /etc/grub.d
$ ls
$ sudo mv 30_os-prober 07_os-prober
$ sudo update-grub

grub.cfgの更新を確認したら、再起動してGRUB画面を見てみよう。

GNU GRUB version 1.98-1ubuntu7
 
Microsoft Windows XP Professional (on /dev/sda1)
KNOPPIX (on /dev/sdb6)
Ubuntu, with Linux 2.6.32-24-generic

Ubuntu, with Linux 2.6.32-24-generic (recovery mode)
Ubuntu, with Linux 2.6.32-22-generic
Ubuntu, with Linux 2.6.32-22-generic (recovery mode)
Ubuntu, with Linux 2.6.32-21-generic
Ubuntu, with Linux 2.6.32-21-generic (recovery mode)
Ubuntu, with Linux 2.6.31-21-generic
Ubuntu, with Linux 2.6.31-21-generic (recovery mode)
Memory test (memtest86+)
Memory test (memtest86+, serial console 115200)

デフォルトOSの設定

GRUBメニューの画面が開いたとき、カーソルは一番上のMicrosoft Windows XP Professionalにあたっている。そのまま数秒経過すると、自動的にWindowsXPが起動する。それが望ましくなければ、メニューの順番を変えなくても、カーソルがほかのOSにあたるように設定できる。

単純にWindowsXPとKNOPPIXの順番を入れ替えてもいいのだが、そのやり方がわからない。

/etc/default/grubというファイルを編集してデフォルトのOSを設定すると、カーソルがそのOSのメニューにあたるようになる。UbuntuのせいかX40のせいかどうもviの勝手がちがうので、geditで編集した。

$ sudo gedit /etc/default/grub

「GRUB_DEFAULT=0」という行があるので、「0」のところにOSの名称を入れる。OS名は、grub.cfgファイルを開くと「menuentry」の後ろに引用符でくくられているので、それをコピーして貼りつけるとよい。ここではKNOPPIXをデフォルトのOSにする。

GRUB_DEFAULT=”KNOPPIX (on /dev/sdb6)”

上書き保存でgeditを終了したら、update-grubコマンドで変更を反映させる。

$ sudo update-grub

これでGRUB画面の使い勝手がだいぶよくなった。


脚注

1^  ブートローダのインストール
ここでKNOPPIXのブートローダのインストールを選択することもできるのだろうと思う。その場合、マルチブートの設定はKNOPPIXのGrubでおこなうことになる。すでにインストールされているWindowsXPとUbuntuのブートメニューは自動的に生成されるはずだ。/boot/grub/menu.lstを直接編集して、メニューを追加したり修正したりすることもできる。しかし、マルチブートの仕組みがよくわからないので、今まで安定して動作しているUbuntuのブートローダをそのまま使うことにした。

2^  ウルトラベースのブートローダ
UbuntuのブートローダGrub2は、ウルトラベースのセカンドHDDにある。セカンドHDDにはUbuntuとKNOPPIX、ThinkpadX40本体のHDDにはWindowsXPがインストールされている。ウルトラベースを外した状態でX40を起動すると、GRUB画面はあらわれず、直接WindowsXPが起動する。


参考記事

「複数のOSを使う(3)GRUBを使ったデュアルブート,GRUBの設定」(Ubuntu Weekly Recipe 第97回 村田信人 2009年11月18日)

「Grub 2 入門」(経済学101 青木理音)


2010年7月29日


DVD-KNOPPIXでパーティションサイズ変更

Wednesday, July 28th, 2010

Thinkpad X40 2371-KJ1 
X4 UltraBase 
Pioneer DVR-XD09J
 

X40セカンドHDDのパーティション
ThinkpadX40のウルトラベースのセカンドHDDにKNOPPIXなどをインストールして遊ぶことにしよう。すでにUbuntuはインストールされている。UbuntuのGPartedでみると、X40のセカンドHDDはsdbというデバイスだ。X40本体のHDDがsdaになる。

/dev/sda 74GB
   /dev/sda1 74GB    ntfs (WindowsXP)
/dev/sdb 298GB
   /dev/sdb1 25GB    extended
     /dev/sdb5 25GB    ext4 (Ubuntu 10.04.1 LTS)
   /dev/sdb2 2GB    linux-swap
   未割り当て 270GB

270GBの未割り当て領域には、もともとWindowsXP用のドライブ(パーティション)が2つあった。そこをひとまず空にして、パーティションは削除した。LinuxOSをいくつかインストールできるようにパーティションを分割するためだ。

パーティションが追加できない
ところが、新しいパーティションがどうしても2つしか作れない。調べてみると、1つのハードディスクに基本パーティションは全部で4つしか作れないことがわかった。基本パーティションのうち1つだけは拡張(extended)パーティションにすることができる。拡張パーティションの中にはいくらでも論理パーティションが作れる。

そこで/dev/sdbの構成を確認すると、Ubuntuがインストールされているsdb5というパーティションがそっくりそのまま拡張パーティションsdb1になっていた。ということは、5つ以上のパーティションを作りたかったら、sdb5のサイズを小さくして、sdb1の余った領域にパーティションを追加しなくてはならないことになる。しかし、sdb1のサイズは25GBしかないので、とてもそんな余裕はない。

どうしてこんなことになったのかというと、Ubuntuをインストールするためにパーティションを作ったときにパーティションのことが何もわかっていなかったからだ。

拡張パーティションのサイズ拡大
なんとかして拡張パーティションsdb1のサイズを大きくしたい。しかし、Ubuntuをインストールしなおしたりするのはご免だ。UbuntuのGPartedをいじったりWindowsXPを起動してディスクの管理画面を開いたりして悩んでいるうちに、すばらしいアイディアがひらめいた。そうだ、KNOPPIXのライブDVDでGPartedを操作すればよいのだ。

外付けのDVDドライブからKNOPPIX6.2を起動してやってみたら、いとも簡単にできた。拡張パーティションsdb1のサイズを144GBに拡大して、その中にとりあえず18GBのパーティションsdb6を作成した。ここにKNOPPIXをインストールすれば、Ubuntuと同じようにKNOPPIXも起動するのではないか。さらに、拡張パーティションsdb1の未割り当て領域がまだ101GBもあるので、LinuxOS用のパーティションだったら単純計算であと5つは作れる。そんなにたくさんOSをインストールしてもだいじょうぶなのだろうか。それとも、ブート用のパーティションはいくつまでとか、やはり制限があるのだろうか。

ともかくこうして、DVD-KNOPPIXはとても便利だということがわかった。もちろんUbuntuのDVDやUSBでも同じことができたわけだが。


2010年7月28日


Thinkpad X40の登板

Tuesday, July 27th, 2010

Oh, when the sun beats down and burns the tar up on the roof, and your shoes get so hot you wish your tired feet were fire-proof…
(“Under the Boardwalk” by K.Young-A.Resnick)
Lavie L LL750/2Dのダウン
午前中から室温が30℃を超えている。個人的に暑いのは我慢できる。問題はパソコンだ。KNOPPIX6.2をインストールしたNECのLavie L LL750/2Dは、起動するとすぐに画面が乱れるようになった。もともとこの問題のせいで実家で廃棄されたパソコンなのだ。ちょっと気温が上がったら、やっぱりいかれてしまった。これでは当分使い物にならない。

そうでなくても、Lavie L LL750/2DにKNOPPIX6.2をインストールして使うのはたいへんだった。なにしろ、インストールには何度も失敗する。アプリケーションは満足に動かない。ブラウザはフリーズする。それをなんとか動かすために、作業はなるべくコマンドモードでおこなった。そのおかげで、Linuxコマンドの世界に足を踏み入れることができた。これは、コマンドを使うことが自己目的化してしまうくらい楽しい世界だ。もしもKNOPPIXをインストールしたのがもう少しまともなパソコンだったら、わたしはいつまでたってもいくつかのGNOMEアプリケーションとインターネット・ブラウザしか使わずにいたことだろう。ThinkpadX40にインストールしたUbuntuでそうしているように。

X40の登板
このところほとんど使っていなかったもう一台のノートパソコンを使うときがきた。IBMのThinkpadX40だ。かつてはじめてノートパソコンを買ったとき、パソコンに詳しい友人が適当に1万円ほどのThinkpadをみつくろってくれたことがある。それときにノートパソコンといえばThinkpadというすりこみが成立したようだ。そのはじめてのThinkpadについては、機種名すらわからない。なかなかパソコンが使いこなせなくてしばらくほおっておいたら、いつのまにかカビがはえた。昨年Yahooオークションで買ったX40には、以下のように相当のお金を注ぎこんでいる。カビをはやすわけにはいかない。

X40関連の主な支出(諸費用込み)
X40 2371-KJ1 PenM/1.0GHz/20G/256M/XP 13,800円
IODATA SDD333-512M/EC SODIMM DDR PC2700 512MB 2,100円
Buffalo DN333-A1G/E SODIMM DDR PC2700 1GB 4,300円
Wakamatsu ZIFコネクタ 4,200円
TOSHIBA MK8025GAL(80GB) 8,900円
ウルトラベースX4 + CD-RW/DVD + 外付けFDD 7,900円
セカンドHDDアダプター 3,100円
WESTERN DIGITAL WD3200BEVT (320GB) 6,300円

合計    50,600円

X40とウルトラベース
X40自体は安く入手できる。古い機種だからというだけでなく、1.8インチというHDDの規格に問題があるからだ。それ以外は申し分ないので、割り切って使えばよい。X40という機種に特別な思い入れがあるわけではない。たとえばHDDをSSDに換装するくらいなら、その分の予算で2.5インチHDDの機種を選んだ方がいいと思う。

ウルトラベースにも一長一短がある。せっかくX40はスリムで軽量なのに、ウルトラベースをつけたら台無しだ。わたしはウルトラベースにセカンドHDDを入れている。マルチブートにするのに、セカンドHDDにほかのOSをインストールするのが一番楽そうだったのだ。しかし、ウルトラベースをつけて持ち歩くのは重くてかなわない。

このX40とウルトラベースをせいぜい活用して、まずはKNOPPIX6.2をインストールしてみよう。


2010年7月27日 ▲