latex が使いたいとおもうのは、たとえば訓点つきの漢文をうつときだ。ワードでもできるが、もうひとつ見栄えがしない。
ところで、漢文には、しばしばとてつもない漢字がでてくる。IMEパッドにでてこないような漢字だ。上の漢文には、「鄏」という字がでてくる。「郟鄏(こうじょく)」というのは、周の地名らしい。それが、 unicode 形式を使うと、メモ帳にだって貼りつけて保存しておくことができる。だから、エディタも latex も unicode 形式にしておきたい。
このところ unicode で platex(W32TeX) をあつかうのに四苦八苦していた。ようやく utf-8 形式のテキスト(tex ファイル)を dviout for windows で dvi ファイルに変換できるようになった。
訓点をうつのに、TeX漢文マクロというソフトを使ってみた。漢字1文字ごとに訓点用のカッコ {} を5つ添えて記述していくという方式だ。訓点がない場合、カッコになにもいれなくてよい。ところが、platex ではうまくいったのに、unicode 対応の uplatex で dvi 表示をしたら、漢字が左右に乱れてしまった。この問題は、訓点なしのカッコにも全角スペースを入れることでなんとか解決した。
フォントは、GTフォントを使ってみた。ウィンドウズのフォントにある MingLiu を指定することができれば、このくらいの漢文なら特別なフォントはいらない気がするが、フォントの指定の仕方がわからなかった。GTフォントでは、dviout 以外でエラーがでる。つまり、dvips や dvipdfm ができない。pdf ファイルは、dviout から直接 adobe にプリントして一応つくれる。
もっときれいできるのだろうけれど、ひとまず完了。
